「タイム」の花言葉を、調べてみると、
『勇気・行動力』『あなたの姿に感動する』…
といったことば達が。

今回を観て。それらは、
いまの貞美さんの強さを象徴する…
と、同時に、弱い、
どうしようもない部分を、励ますことばであったような…。
(以下は、ドラマ内容に触れた感想です。)









●白鳥貞美(中井貴一さん)
医師だから、
たとえ知りたくなくても、自分の身体の現実を、
すべて、把握せざるをえない…。

ご自身の病状を、鏡に映すような患者さん・
二神氏(奥田瑛二さん)を通して、
貞美さんが隠そうとしている、身体的・精神的辛さが、
伝わってくる…。

まさに、同じ苦痛を感じてらっしゃる筈なのに、
どうして貞美さんは、(人前では)微笑んでいようとして、
また、それができてしまうのか。
何て強い方なんだ…、と、思います。


その一方で、
職場での、周到な気配り・行動力とはうらはらな、
過去の、妻子への無頓着さ。
(まだよくわかりませんが、奥さんに対する、
この人なら何があっても大丈夫、という、信頼感(甘え?)…が、強すぎたのか…。)


医師でありながら、母親の死を直視できなかった、
繊細さ。
(心の痛みに麻痺しない方だから、患者さんに親身な態度で接しつづけられるのかもしれませんが…。
ただ、そこに、「外の」女性が絡んでしまうところが、貞美さんの業というか…)


妻の葬儀の夜、
父親に、心の急所を、痛烈に突かれて。
しずかに、はらはらとこぼされていた、涙。
奥さんを深く、愛していたから…、
だと、思いたいですが…。


ご自身の病状は、しだいに、
同僚の皆さんに、隠しきれなくなりつつあるようで…。




●白鳥貞三さん(緒形拳さん)
一緒に暮らしていた、息子の妻が、(発作的な行動だったとしても)
死を選んだ…。
なぜ、救えなかったか、
息子のかわりに、自分がもっと力になれなかったのか。
きっと、激しく自責されてきた上で、

貞美さんに対し、「絶縁」を言い渡されたんだろうな、
と、思いました。

こんな事情があるなら、
もし、貞美さんの身体のことを知っても、
どこか他所の病院で、独りで過ごせ、
と、言いかねないかもしれない…。

どうすれば、この親子の関係を
修復することができるんだろう…。

貞美さん、
家族から逃げない「勇気」、
持てるんでしょうか…。

---------------------------------------------------
「風のガーデン」感想記事INDEX→こちら
コメント
コメントする
  ※emailやurlはご記入の必要はありません(ご記入されても公開されません)。
トラックバック
この記事のトラックバックURL